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雅なお遊びのページ

楽しい遊びはいつの時代も人間が生きる証(あかし)ですね♪ このページは装束の現代普及から逸脱したページです。
あくまでもお遊びとしてお考え下さい。
平安時代へのあこがれのなせるわざと言えましょう。

1.香道への招待

       香道は室町時代に成立した芸道で、平安時代のものではありません。平安時代の香の楽しみ方は、
      源氏物語「梅が枝」にあるような練香の香りを競う「薫物(たきもの)合わせ」でした。
      ここでは室町時代以降の香道を説明し、そのかみにつながる平安時代を偲ぶよすがとしています。 

 1−2.薫物の製法

       平安以来、楽しまれてきた「六種薫物(むくさのたきもの)」の製法などをご紹介します。

2.平安のヒットゲーム「双六」

       何度禁令を出しても人々が愛してやまなかったゲーム「双六」。名前は知っていても実際のルールが
      わからない      という方も多いので、ここでは基本的な遊び方をご紹介します。

3.平安太刀制作記

       束帯にぜひ欲しい平安時代風「飾太刀」ですが、購入すれば数百万から数千万円。とても手が
      出ません。そこでインチキ平安太刀を作ってみました。完全なるお遊びページでございます。
      笑ってやってくださいませ。

4.学芸会用装束の自作 

       「どうしても装束を自作したい!」という方が案外多いようです。そこで寸法や基本的構造について説明
      します。太刀同様「もどき」に過ぎませんが参考になれば幸いです。
      ただ、装束は買った方が絶対に安くつきますよ。

5.平安装束間違い探し

       さまざまなイラストやマンガから拾い出した間違いを集めてみました。
      さて、どこがおかしいかお判りでしょうか? 

6.装束イラスト

       装束の考証をきちんとしたイラストの数々をお楽しみください。
       (ご提供:綾麿さま)

7.これぞ平安のあそび

       蹴鞠、投壺、毬打、貝合わせ・・・。
       多くの文献に登場する平安時代の遊びの数々をご紹介します。


◆一見平安風で、平安時代の遊びではないもの◆

貝覆い
多くの貝を伏せてトランプの神経衰弱的に遊ぶゲーム。これは鎌倉時代以降の遊びで、平安時代摂関期は貝の珍しさ美しさを競い、歌の贈答を行う「貝合わせ」でした。
百人一首
小倉百人一首の選定は鎌倉時代、藤原定家によるものですが、カードゲームになったのは江戸時代です。カルタ遊び自体、天正年間にポルトガルから伝えられたものです。
香道
上記のように、香が「香道」と言う形式になったのは室町時代です。平安時代は練香の優劣を競う「薫物(香)合わせ」でした。
投扇興
江戸時代の町人文化から生まれた遊びで、平安文化とは無関係です。源氏物語にちなんだルールがあったりしますので公家文化と間違われやすいのですが、江戸時代の公家に特に流行したという記録はありません。